リバーサルフィルのプロビアとデジカメのフィルムシミュレーションを比較 富士フイルム

こんにちは。

今回はフィルムのプロビアと富士フイルムのデジカメのプロビアを比較したいと思います。

フィルムのプロビアは夏ぐらいに購入したんだけど、紅葉の時期に使いたいと思ってたので現像するのが年末になってしまいました。

フィルムのプロビア(36枚撮り)
プロビアとフジカラー100の箱
現像したプロビアのフィルム

プロビアはリバーサルフィルムと言って、フィルム自体に色がついています。

正直、ぱっとみた感じではめちゃくちゃきれいです。

しかもかなり高精細。フィルムってデジカメより解像感が無いイメージがあったけどかなり綺麗です。

 

富士フイルムのデジカメに搭載されているフィルムシミュレーションは実際に使用されているフィルムの名前、プロビアやアクロスなどが付けられています。

フィルムシミュレーションの色味は各所で評判が高いですが、フィルムの色味とは違うと言う人もいるようです。

 

そんなわけでフィルムのプロビアで撮った写真と、富士フイルムのデジカメで撮った写真を比較してみましょうという企画です。

フィルムのプロビアの色味が気になる方も是非ご参考ください。

フィルムとデジタルのプロビアの比較

ではさっそく写真を見て比較をしていきましょう。

使用したフィルムカメラはペンタックスSP。レンズはスーパータクマー55mm f1.8です。

デジカメはX-T3とX100Vです。設定は純粋にプロビアのみでハイライトとかもデフォルトのままです。

フィルムのプロビア
デジカメ
フィルムのフジカラー100

まずは青空の比較を見てみましょう。

それぞれ撮った日が違うのでちゃんとした比較にはならないと思いますが、傾向を見ることはできます。

フィルムのプロビアがぱっと見た感じだと一番綺麗にみえます。ピントが合ってないように見えますがマニュアルフォーカスなので多少はいいでしょう。大事なのは色味です。

 

デジカメのプロビアはフィルムと色味はかなり似ていますね。

というのもすいません。この写真だけフィルムの色味に近づけるようカメラ内の設定をいじっています。

何も補正しないで適正露出で撮ると下のような写真になります。

デジカメのプロビア(補正無し)

大きな違いは露出補正を+1まで上げています。あとはホワイトバランスを太陽光にしてますね。

測光モードをマルチにして適正露出で撮ると上の写真のようになります。

フィルムの青空がそもそも適正露出じゃないんじゃないの?という意見もありますが、比較用として露出を合わせてみたら色味は似ているので、フィルムを適正露出で撮ると上の写真のような色味になるんじゃないかと思います。

また、フジカラー100の青空の写真もあったので載せてみましたがどうでしょうか。青というより水色な感じですね。

青色一つとっても結構違いがありますね。

個人的にはフィルムの色味の方が好きですね。プロビアにしてもフジカラー100にしても。

 

次は秋で紅葉の時期だったのでイチョウを撮ってみました。

フィルムのプロビア
デジカメ
フィルムのプロビア
デジカメ
フィルムのプロビア
デジカメ
フィルムのプロビア
デジカメ

フィルムのプロビアめちゃくちゃ綺麗ですね。これはハマる人がいるのもわかる。

色味といい全体の雰囲気が素敵すぎる。

リバーサルフィルムはフィルムの中でも明暗差があるシーンで露出に気を付ける必要があるみたいで、白飛びや黒飛びをしやすいフィルムのようです。上の写真もフィルムは空が白くなってますが、デジカメだと青色に映っているのがデジカメとフィルムの大きな違いです。まぁこの辺は僕の腕にもよるんですが。

デジカメのプロビアがフィルムとは違うというのもこれを見るとなんとなくわかりますね。

デジカメの方が色味も解像感もきっちりしているように見えます。

また、フィルムの方はホワイトバランスがオレンジっぽくなっていますね。

撮影時間は13時くらいなので真昼間ですが、フィルムの方が太陽光の影響を受けやすいのかもしれません。

デジタル現像するときはこの辺りも気を付けるとフィルム風を再現できそうです。

 

次は赤色、モミジの比較です。

フィルムのプロビア
デジカメ
フィルムのプロビア
デジカメ
フィルムのプロビア
デジカメ
フィルムのプロビア
デジカメ

フィルムの方は赤色がオレンジっぽくなっていますね。やっぱり太陽光の影響を受けやすいようです。

そしてダイナミックレンジが厳しい。2枚目なんかは黒いところがかなり目につきますね。

緑色は良い感じに撮れましたね。デジカメとも同じように見えます。

にしてもフィルムの方が色味のまとまりがあるというか、味のある写真になっていて全体的にフィルム方が好みです。

こんなに違いあるのか・・・。撮るのは難しいけどね。

 

次は朝焼けの時間に撮影してみました。

フィルムカメラで朝焼けとか撮れるのか?と思ったけど普通に綺麗に撮れました。

フィルムのプロビア
デジカメ
フィルムのプロビア
デジカメ
フィルムのプロビア
デジカメ

フィルムの方はピントが合ってませんが、暗いので合わせづらいんですよね。その点、デジカメのオートフォーカスは便利ですよね。フィルムカメラ使ったあとだと余計に実感します。

色味の方はかなり似ていますね。やっぱりホワイトバランスを近づけるのがポイントな気がします。

このくらい暗いと形がくっきりしている方が見栄えがいいので、デジタルの方が良い感じに見えますね。

フィルムカメラでこのシチュエーションを撮るのは結構大変です。

 

最後はその辺に咲いていたお花です。

フィルムのプロビア
デジタル

フィルムは優しい感じですねー。ボケも良い感じでふんわり良い気持ち。

デジタルはこれ本当にプロビアだったかな?もしかしたらベルビアかも。黒が強いですね。

フィルムのプロビアはお値段が高いので色味を楽しめるシチュエーションを撮るように心がけてたんだけど、このお花は光の加減が良い感じすぎたので撮ってみた1枚です。撮ってて良かった。

 

レンズが違うのでちゃんとした比較にはならないけど、全体的にフィルムのプロビアの方が好みな感じです。

これはマウントアダプタを購入して富士フイルムとスーパータクマーで比較してみるべきかもしれません。

 

フィルム風なデジタル現像を目指している人にとっても良い資料になったのではないかと思います。

やっぱり実際にやってみないとわからないことってありますね。

 

リバーサルフィルムの現像

リバーサルフィルムの現像はキタムラカメラさんにお願いしました。

スリーブ仕上げでDVDへのデータ化もお願いすると18日かかりました。

DVDへのデータ化が無くても仕上がりには14日以上必要となるし、お値段も3000円くらいかかるので負担が大きいです。その点デジタルカメラは撮るだけ、見るだけはタダなので気楽ですね。

DVDとスリーブのフィルム

キタムラカメラの現像についての詳細はHPをご覧ください。

キタムラカメラ/リバーサルフィルム現像

 

さて、リバーサルフィルムの楽しみ方です。

冒頭にも言いましたが、プロビアのフィルムはリバーサルフィルムといって、フィルム自体に色がついています。

これを光に透かして見ると、すごい綺麗にみえるんです!

これはディスプレイを白色にしてデジカメで撮ったんだけど、どうです?綺麗じゃないですか?

それに高精細なんですよ!フィルムってすごいですね!

デジカメのフルサイズを35mmとか言ったりするけど、このフィルムの横幅が35mmなところからきています。

この色味や解像感は実際にフィルムを見ないと実感しにくいと思う。

余裕があれば是非試してみてほしい。

 

フィルムのプロビアを体験して

ご覧いただいた通りフィルムのプロビアはすごく綺麗でした。

沼にハマりそうだけどランニングコストが高すぎる。1回現像するまでにフィルム代を入れると5000円くらいかかりますからね。昔の人はよくフィルムカメラで写真撮ってましたね・・・。お財布がもたないですわ。

 

でもまたやってみたいと思うだけの魅力があるのも確かです。

プロビア以外にもベルビアとかアクロスとかもあるのでそっちを試すのもいいなー。

キタムラカメラでプロビアとアクロスは売ってたんだけど、ベルビアは売ってなかったですね。

ヨドバシとかで売ってるみたいなので今度買ってみようかしら。

 

フィルムは色んなフィルムの色味を楽しめるのが楽しいですね。

お金はかかるけどもっとこれからもちょくちょくやってみようと思います。

 

それでは。