こんにちは。
今回はケンコートキナから販売されているホワイトミストフィルターを使ってみます。
大人気のミスト系フィルターとニコンZfの相性はどうなのか?
ニコンZfとNIKKOR Z 40mm f/2の組み合わせでお届けします。
ホワイトミスト№1
ホワイトミストフィルターは光を拡散する効果によりオールドレンズのような淡い描写を楽しむことができるフィルターです。
ミスト系フィルターとしてはブラックミストフィルターも人気ですが、ホワイトミストの方が効果としては強いようです。
メーカーの説明によるとハイライトとシャドウのコントラスト、彩度を抑えて淡いトーンになるとあります。
効果を最大限楽しむなら逆光での撮影がおすすめですが、順光でもしっとりとした表現を楽しめるみたいです。
試しに逆行時にフィルターアリとナシを比較してみます。
効果は一目瞭然でミストがあるかのように光が拡散しているのがわかると思います。
レンズメーカーが頑張って研究することで抑えてきたレンズフレアですが、昨今流行っているオールドレンズ風を楽しむためにわざわざフィルターを付けるなんて本末転倒な気もしますが、使ってみると楽しいですね。
ニコンは特にコーティングが優秀なので効果が際立ちます。
今度はお花を撮影してみました。
同じお花を逆光、順光、サイド光と撮ってみます。
逆行時は光が拡散してオールドレンズっぽい雰囲気になってますね。
淡い感じのお花を撮りたいときは良い感じですね。
順光やサイド光も普通より淡い感じになってますね。
しっとりという感じでしょうか。これもなんか良い感じ。
ホワイトミストは効果が強めなフィルターなので常用は難しいかもですが、順光やサイド光時はフレア効果はほとんどないのでこの雰囲気が好きなら常用しても良いかもですね。
あとは適当に撮ったスナップ写真を紹介します。
フレアを楽しみたかったので逆光多めです。
オールドレンズだとフリンジが出たりしますが、これは光を拡散しているだけだからか全然出ていませんね。
このあたりはさすが現代のレンズということでしょうか。
オールドレンズを使ったことがある人からすれば少し違和感を覚えるかもしれません。
ちなみに下の写真が以前スーパータクマーで撮影した写真です。
このレンズはフレアが盛大に出るのが特徴です。使いこなせばいい写真が撮れるかもですが、ちょっと使いにくいですよね。
ここまでの効果はいらないけど淡い感じが欲しいという人にはミスト系フィルターはおすすめですね。
富士フイルムともあわせてみたい
今回購入したのは52mmのフィルター径なので、富士フイルムのXF35mm f1.4にも使えちゃいます。
今度は富士フイルムと合わせて使ってみたいと思います。
まぁ富士フイルムはそのままでもフィルムっぽい感じなので不要かもですが。
それではニコンZfとミストフィルターでした。