どうも、海苔ぴんです。
今回はグーグルのアプリ「フォトスキャン」を紹介します。
昔の写真を簡単にデジタル化できるアプリです。
実家のアルバムを整理していたら某夢の国のスプラッシュマウンテンの写真があったので
この写真を試しにスキャンしてみましょう。
超簡単にしかも早いのでオススメです。
ちなみに使用するスマホはGalaxy S10です。
フォトスキャンの使い方
フォトスキャンを起動するとスキャンの画面が表示されます。
「フレーム内に写真を配置」とあるので配置します。
そうすると4つの白い丸が出てきます。
カメラを移動させて、中央の円でそれぞれの白丸に合わせていくとスキャン完了です。
起動してから5秒くらいでスキャン完了です。
反射光で白くなる部分や水平なんかも自動で補正されます。
スキャンした画像を拡大してみました。
元の写真が結構粗いのもあってディティールは怪しいです。
また、全体的に白っぽいですね。
とりあえずデータ化したいという人には良いですが
高精細に残したいという人には荷が重いかなと思います。
でも無料で使えるので昔の写真をデジタル化したい方は試してみてください。
一眼カメラで昔の写真を撮影してみた
スマホのカメラでも結構綺麗に撮れたなと思ったので
一眼カメラで撮ればもっと綺麗なのでは?
ということで試しに撮影してみました。
使用するカメラはソニーの一眼カメラα7RⅡ。
レンズはハーフマクロレンズのMakro-Planar T* 2/50です。
●sony α7RⅡ
●Makro-Planar T* 2/50
撮影風景
撮影する写真を机に固定して撮影します。
家の中は暗いので三脚を使用。
●K&F Concept KF-TM2534T
机の上の上にある黒いのはお絵描きとかに使う板タブレットです。
写真をセロハンテープで固定しています。
RAWとJPGの2つを保存できるように撮影しました。
撮影した写真がこれです。JPG撮って出し。
右上と右下が切れてしまって黒が見えてしまってますね。
最初はISOを一番低く設定(ISO50)にしてましたが、
白い部分の照り返しが気になりISOを上げてSSを短くしました。
写真が全体的に暗いので暗部をLight roomでRAW現像したものが下の写真です。
RAW現像と言っても暗部を上げただけです。
右上と右下も切ればよかったね。
アプリの方は露出補正や水平取りなんかは自動なので便利ですね。
拡大してみるとスマホに比べディティールが残っているのがわかります。
階調も豊かで肌の色も表現されていますね。
この辺りはさすが一眼カメラと言えます。
また使用しているレンズがハーフマクロレンズなので高精細ですね。
フォトスキャンと一眼カメラを比較
一眼カメラとフォトスキャンの画像を比較してみました。
左が一眼カメラ。右がフォトスキャンです。
スマホのカメラは肌が美肌効果が働いているのか白くなってますね。
一眼カメラは肌の階調も綺麗に表現できています。
左(一眼カメラ)は写真の粒々が残っているのが分かると思います。
右(フォトスキャン)はその辺りがツルッと処理されているのが大きな違いでしょうか。
スキャンしたデータの容量について
出来上がった写真は一眼カメラの方が綺麗に見えます。
それもそのはずでデータ容量に差があります。
一眼カメラ:5.84MB(5304×7952ピクセル)
フォトスキャン:2.55MB(2000×3000ピクセル)
データ容量に倍以上の差があります。
でもフォトスキャンも結構容量を食いますね。
スプラッシュマウンテンの写真は元が少し大きいので(150mm×310mm)
普通の写真でも撮ってみました。
L判サイズのデータ容量は3.63MB!
色鮮やかな紅葉と岩の黒を表現するのに容量が必要だったのでしょうか。
L判サイズ(89×127mm)でも結構容量を食いますね。
ちなみにこちらがプリントに使用した元のデジタル写真です。
風景写真のようにディティールが必要な写真のデータ化には不向きだと思います。
まとめ
グーグルの無料アプリ「フォトスキャン」で写真をスキャンしてみました。
アプリ自体は使いやすくてスキャンされた画像もそれほど悪くないと思いますが、
プロ(写真屋さん等)に頼んだものとは違いを感じると思います。
とりあえずデータ化したいな。という人にはオススメかと思います。
一眼カメラでの撮影は遊び心で行ったもので実践的なものでは無いと思います。
撮影の準備に手間がかかりますし、そもそもカメラとレンズと三脚が必要です。
撮影機材を一式そろえると軽く10万は超えます。
今はそもそもデジタルカメラで撮影しているので
こういう作業が発生するのは10年とか20年前の写真だと思います。
思い入れがあると思うので綺麗に残したいと思う場合はプロに頼むことをお勧めします。
それでは。