こんにちは。
今回もX100Vを使って広島市内を散策してみました。
使用フィルムシミュレーションはASTIA。
今回はASTIAのことを少し理解したいと思う。
というのも実はASTIAがどんなフィルムシミュレーションなのかよくわかっていない。
富士フイルムのカメラでは必ずどれかのフィルムシミュレーションを選択する必要があるんだけど、その中でスタンダートなのがPROVIA。風景とかにはVelviaという風に使い分けてる。
特にPROVIAは富士の中では癖が少ないからとりあえず選択することが多いんだけど、ASTIAも同じくらい癖がないんだよね。
ASTIA/ソフトと書いてあるから少しソフトに撮りたい時に選択すると良いんだろうけどソフトに撮りたい時ってなに?
富士フイルムではASTIAの以下のように説明してます。
ファッション・ポートレート撮影での使用を想定して設計されたリバーサルフィルム「フジクローム・アスティア」がベース。ソフトで忠実な肌再現と鮮やかな青空や緑の両立を目指しており、扱いやすいフィルムシミュレーションです。(X-S10より引用)
また、富士フイルムのフィルムシミュレーションの世界ではASTIAを説明しているページがあります。
ASTIAはポートレート用に設計されているらしいけど、僕はポートレートを撮ったことがない。
宝の持ち腐れになってしまうけど、今回はASTIAでスナップ撮影をしてみました。
ハイライト側が粘るって書いてあるからどのくらい粘ってくれるのも参考になればと思います。
ASTIAで撮影(X100V)
使用したカメラはX100V。
写真はすべてJPG撮って出しです。
撮影時間は3時~5時くらいの間。天気が良かったのでハイライトが厳しい条件です。
確かに言われてみればハイライト側が粘っているかな?
色はきれいに出ますね。
青色が綺麗に撮れてる。
富士フイルムの緑の表現はいいよね。
これが撮りたいから富士フイルムを使ってるまである。
なんだろう、すごく良い雰囲気じゃないですか?
全体的にほんわかで温かい感じが素敵。これはいいですよ。
竜王公園というところまで自転車で行ったんだけど、坂が急ですごい大変だった。
足をつくのはプライドが許さなかったから頑張りすぎて酸欠になって吐きそうだったけど、景色はよかったです。
日中も良いけど夜景もきれいみたいです。でも自転車で行くのは怖いかな?
露出をマイナスに振ってもいい感じですね。
この写真が個人的に一番いい感じだったかな。撮りたいイメージに近い。
これはASITA楽しいぞ?
富士の色へのこだわり
富士フイルムは色表現が良いって言われてるけどそれを最近ようやく実感できるようになってきたかもしれない。
というのもカメラをやり始めてからほとんどの時間を富士フイルムで過ごしているから、富士の色が基本になっちゃってるんだよね。良いと言われても、普通では?ってなってた。
今は出張中で休みも少ないしコロナで外出するのを制限してるんだけど、その制限された中で久しぶりに写真を撮るとなんか良い雰囲気なのを再確認できた。
富士フイルムはいわゆるガチの撮影もできるんだけど、こういった本当の意味で趣味の撮影も楽しめるようにカメラを作っていると思うんだよね。
富士フイルムはカメラメーカーであり写真メーカー。カメラとカメラで撮れた写真の両方に責任を持つ。というのが富士フイルムの矜持。それは富士のカメラを使ってるとひしひしと感じる。
出張中じゃなければ今の時期は河津桜とかを撮りに行ってたんだけど、広島からはちょっと遠い。
こんな感じに気ままに写真を楽しむことができて逆に良かったのかも知れないと思って、しばらくは気楽に楽しみたいと思います。
それでは。