こんにちは。
Xユーザーにとっては悩ましいレンズがまた増えてしまいました。
コシナ製のXマウント専用レンズ、「フォクトレンダー NOKTON 35mm F1.2」です。
youtubeにコシナ×富士フイルムの対談動画でこのレンズについて語られているので良かったら見てみてください。僕はこれを見て買いたくなってきました。
あえてのマニュアルフォーカスレンズにコシナのこだわりを感じますね。
X-pro3で使ってみたい。
コシナと富士フイルムが示したカメラの楽しさの一つ
このレンズは単焦点、マニュアルフォーカスということで便利なレンズではありません。
でも重量は196gと軽量のためスナップ撮影するにはうってつけのレンズ。
見た目もカッコいいし富士フイルムのクラシカルなカメラにも合っているしと趣味力が満載な感じです。
F1.2と大口径のためAPS-Cセンサーですがボケ量も大きくて中々良い感じじゃないでしょうか。
マップカメラでフォトプレビューされていたので良かったら見てみてください。
https://news.mapcamera.com/KASYAPA/voigtlander_nokton_35mm_xmount/
youtubeの対談でも少し話題になっていましたが、F1.2の描写と少し絞った時の描写は違うみたいです。この一つで二度おいしいのを味わってみたい・・・。
お値段は約7万。安いレンズではないですが持っておきたいですねー。
フルサイズ向けじゃないXマウント専用設計
知っている人も多いと思いますが、フォクトレンダーの35mm換算で50mmの単焦点レンズというのは他のマウントでも販売されています。
sonyのEマウント対応レンズ
http://photo.yodobashi.com/sony/lens/nokton50_f12se/(フォトバシ)
ライカのMマウント対応レンズ
また、F1.5になりますがライカのMマウント対応レンズとして
「50mm F1.5 Aspherical Ⅱ」というレンズもあります。
http://www.cosina.co.jp/seihin/voigtlander/vm-mount/VM-50mm1_5-2/index.html(コシナの商品HP)
こちらのレンズの面白いところはコーティングがMC(マルチコーティング)とSC(シングルコーティング)が用意されているところです。
SCがクラシカルで、MCがニュートラルです。
これらのレンズのうっとりとする描写に魅せられてマウントアダプター経由で富士フイルムのカメラで使用している人も多いのではないかと思います。
ただ、これらのレンズはフルサイズ用に作られたレンズなので、APC-Sの富士フイルムのカメラで使うとなんか微妙と感じることが多いかと思います。
僕が大好きなレンズであるマクロプラナー50mm F2.0も富士フイルムのカメラで使いたくてマウントアダプターを介して使ってみましたが、フルサイズ向けに作られているため周辺がカットされたような描写になるので描写に物足りなさを覚えました。
そんな人たちに今回のXマウント専用レンズがどんな映りになるのかってのはもうすごい興味津々なわけです。
XF35mm F1.4とガチンコ勝負か?
Xマウントの35mmには神レンズと名高いXF35mm F1.4があります。
やわらかくふんわりとしたボケを楽しめるレンズとして多くのXマウントユーザーが持っているレンズだと思いますが、今回のフォクトレンダーのレンズとスペック上はほとんど同じですよね?
だからこれからXマウント始めようとするユーザーか相当なレンズマニアじゃないと購入しないんじゃないかなーという不安があります。
コシナにはこれからもXマウントのレンズを作ってほしいのでぜひ売れてほしい。
だけど富士フイルムは単焦点レンズが多いメーカーですからね、コシナのレンズとは被ることが多いとは思うので、住みわけが難しいですね。
これからサードパーティー製のレンズも増えるのかな
タムロンもXマウントレンズを発表したし、これからサードパーティーのレンズが増えるとどんどん楽しくなりますね。
・18-300mm F/3.5-6.3 Di III-A VC VXD
https://www.gizmodo.jp/2021/07/tamron18-300.html(GIZMODO)
このレンズは35mm換算だと28~450mm相当。望遠側が300mm(換算450mm)ってすごいですね。タムロンのズームレンズは広角が28mmなのが個人的にマイナスポイントなんだけど、それでも魅力的。
これからも富士フイルムから目が離せませんね。
それでは。