X100Vを買ってから約1年間使用したレビュー

こんにちは。

富士フイルムの高級コンデジX100Vを購入してから約1年間が過ぎました。

コンパクトな外見なので気軽に持ち出せることもあり、春夏秋冬を通して色んな所に行きました。

1年間それなりに使用してきたので感じた事をメリット・デメリット含めてレポートしたいと思います。

メインカメラはX-T3なのでそれとの比較も交えています。

良かった点・気にならなかった点

X100Vを購入する際に比較対象となった前モデルであるX100F。

「Dpadが無くなったこと」と「ふんわりしたレンズ描写」はX100Vを購入する際に結構気になりました。

でも僕はX100Fを持っていないこともあって実際に使用していてこの辺はあんまり気にならなかった。

良かった点を上げるとキリがないんだけど、特に良かった点を次にまとめます。

良かった点
  • クラシックネガが最高・・・
  • チルト液晶はやっぱり便利
  • コンパクトな外見は正義
  • 動画機能が結構充実している

クラシックネガが最高

元々クラシックネガが使いたくて購入したのもあったのでかなり愛用しています。

色鮮やかに撮りたい時もあるけどガマンしてクラシックネガです。彩度欲しい場面でも割とまともに映ってくれます。

春夏秋冬を通して撮った写真をご紹介します。

やっぱりクラシックネガいい感じですね。

もちろん他のフィルムシミュレーションも良いです。

カスタム値で良いのを探している人はFUJI X WEEKLYというアプリがあるので参考にしてみてください。

Fuji X Weeklyで富士フイルムのカスタムフィルムシミュレーションを楽しむ

 

チルト液晶が便利

X100Fとの比較としてX100Vはチルト液晶があります。

ローアングルで撮影するときも便利ですし三脚使用時でも重宝します。X100Vで星が撮れるのかを試した時にも威力を発揮しました。

液晶画面が薄くて見た目も美しいのでX100Vのデザインを損なっていないのもGOODポイントです。

やっぱりあると使いやすいですよ。

コンパクトな外見は正義

持ち出すことを考えるとやっぱりコンパクトなカメラは正義です。

昔ながらの一眼レフ機のようなでかいカメラに憧れもありますが、カメラとレンズで1kgを超えるものを気軽に持ち出せるようになるには修業が必要になります。

その点X100Vは重量が500g切っているので持ち出しは気軽です。

まぁsonyやリコーのコンデジと比べると大きいんですけどね。

X-T3とX100Vの大きさ比較
X-T3とX100Vの大きさ比較

レンズを取ったX-T3とほぼ同じ大きさです。

カメラ本体だけを見ると厚みも薄い感じですね。カメラの厚みは手にした時の安定感にもつながるので薄いのが良いとは言いませんが、持ち出しの事を考えると小さい方がメリットがあります。

グリップが浅くて持ちづらいという意見もありますが、カメラ自体が軽いのでグリップ力をそこまで求められないのと、持ち出しに重視していますので薄いのはGOODな点になります。

動画機能が結構充実している

写真を撮影する機能が充実しているX100Vですが動画やお遊び機能も割と充実しています。

動画は4K 30Pも取れちゃいます。(時間制限ありますが)

手振れ補正が無いので筋肉補正で頑張るしかないですが、家族を動画で撮ったりするのにスマホよりは高画質に取れますし一眼カメラよりは気軽に使えるのがメリットかなと思います。

プラスαの機能としてスーパースローもありますし電子NDフィルター(4段分)もあります。

NDフィルターは最初は動画では使えなかったんですがアップデートで使えるようになりました。

F2.0を昼間から使えるのは魅力的です。

4K 30Pで動画撮影可能
5倍のスーパースロー撮影
電子NDフィルターが便利

NDフィルターは写真撮影時にも使えるので昼間に滝とか撮る時に使うとGOODですね。

良かった点の総評

見た目のかっこよさもあってかなり満足度は高いと思います。

長く使っていけることを考えたらさっさと購入して楽になるのが一番いいんじゃないかな?

X100シリーズはキャッシュバックキャンペーンとかも聞いたことないですし、中古市場含めて値下がりしない強気の機種ですから早めに購入して思い出を一緒に作りましょう。

 

悪かった点・気に入らない点

では続いて悪かった点・気に入らない点についてです。

正直、こっちの方を語りたかった。

悪かった点
  • 視度調整ダイヤルからゴミが入る
  • ホットシューカバーが外れやすい

視度調整ダイヤルからゴミが入る

これは推測になるんですが、恐らく視度調整ダイヤルからゴミが混入してるんじゃないかな?

購入してしばらくしてからデンシファインダーの真ん中くらいに黒い点が見えるようになって恐らくゴミが付いたんじゃないかなと。

でもOVFにすると見えないんですよね。まさかモニターのドット欠け?

写真には写らないからいいんだけど、真ん中にあるもんだから撮影時に気になる。

とりあえず視度調整ダイヤルにはテープを張り付けてガードしています。この処理も嫌なんだよな・・・。純正のカバーとかないですか?富士フイルムさん。

黒のテープでカバー。かっこわるい

 

ホットシューカバーが外れやすい

X100Vはホットシューカバーもカメラボディーの色と合わせて作られていて非常にかっこよかったんです。

だけど気づいたらカバーが無くなってたので代わりのカバーを購入しようとしたんだけど、この色のカバーが無いんです。

ホットシューカバーの色がボディーの色と違うのが嫌だ

苦肉の策でamazonでカバーを買ったんだけど色が違うんですよ。もっと黒いんですよ!

富士フイルムさーん!X100Vブラック専用のホットシューカバー作ってください!!

X100Vはデザイン重視なのでこの違いが許容できない。

 

悪かった点の総評

悪かったと思う点はこのくらいです。

手振れ補正が欲しいとかDpadやボタンがもっとついている方がいいだとかF1.8くらいにならないかなとか欲しい機能を上げたら色々あるんだけど、その辺を除外していった引き算の美学の結果がX100Vだと思うんです。だからこれはこれでいいんです。

でもゴミ混入やホットシューカバーはどうにかしてほしいな。

 

まとめ

X100Vはかなり良いカメラだと思います。

この1台あれば他のカメラを購入したいという欲をほとんどなくせます。

富士フイルムが生み出した最高のオンリーワン機です。

 

ただ、今後フィルムシミュレーションが増えてきた時には願わくばアップデートで追加とかしてくれると嬉しいな。

ノスタルジックネガとか気になりますよね?

 

メイン機を他のメーカーに変えてもこのカメラだけはずっと持ち続けると思う。

そんな気にさせるカメラです。

良かったら買ってみてください。

それでは。

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