富士フイルムのProviaをフィルム風に設定【X100V】

こんにちは。
富士フイルムが誇るフィルムシミュレーション。
その中でも「通常」として用いられることが多いProvia(プロビア)を実際のフィルムに出来るだけ近づけてみようとカスタム値をいじってみました。

完全なオリジナルではなく「FujiX Weekly」で紹介されていたものを引用しています。

Fujichrome Slide カスタム値

フィルムシミュレーション:Provia
ダイナミックレンジ:DR400
ホワイトバランス:蛍光灯1 -4赤&+7青
グレインエフェクト:弱 小
カラークロームエフェクト:弱
カラークロームブルー:弱
ハイライト:-1
シャドウ:+2
カラー:+2
シャープネス:+1
ノイズリダクション:-4
明瞭度:-4
ISO:3200固定

僕が使ったカメラはX100Vです。
本来のカスタム値はX-transⅡでの使用を想定していました。
一部、本来のカスタム値から変えています。

Proviaは富士フイルムが販売している実際のフィルムの一つであり、現在でも購入できるものです。
僕も一度だけフィルムのProviaを使ったことがありますが、色の綺麗さにびびった記憶があります。

あの感動をもう一度ということでフィルムはお高いので撮るだけなら無料のデジカメで再現したかったのが今回のお話しです。

Proviaの作例

紹介する写真はJPG撮って出しです。
露出補正は+1/3くらいで撮っています。

曇りだったためあんまり映えてはいませんが雰囲気が良い感じだなと思いました。
フィルムのProviaでは曇りはもったいなくて撮らなかったので似ているかどうかはわかりません。

江戸川沿いでコスモスが綺麗に咲いていたので撮ってみました。
X100Vにはフラッシュが搭載されているので試しに使ってみましたが、フラッシュ使った方がフィルムっぽいですよね。フィルムというか写ルンですっぽい。
曇りでもコスモスの色が綺麗に撮れているのはさすがだなと思います。

公園でローズフェアがやっていたので薔薇を撮ってみました。
色はフィルムと似ていると思うんだけど木々が解像しまっているのがフィルムっぽくないですね。シャープネスや明瞭度をマイナスにしていますが、それでもきれいに解像されています。
今回はカラークロームエフェクトを使っているので彩度の高いお花でも綺麗に撮れています。これがフィルムだとどうなるかはわかりませんが、とにかく綺麗に撮れています。

晴れてきた街並みの作例

サイクリングしてたら雲間から日が出てきたので撮った写真を紹介します。
やっぱり晴れている方が見栄えはいいですね。

いや~個人的にすごく好きな描写です。
正直、この写真を見せたかったからこの記事書きました。
カラー+2とかにしているので空が青すぎますが、すごく好きな描写です。
暗いところが黒っぽくなるのがフィルムっぽいなーと思います。

日が出てくると玉ボケを撮りたくなる。
今回の設定ではISO3200固定にしているのでうっかり開放F2.0で撮るとSSがついてこれずに露出オーバーします。
露出オーバーでもDR400にしているからか白飛びとかするまではいかなかったですね。

フィルムシミュレーションは楽しい

やっぱりフィルムシミュレーションは楽しいです。
他のメーカーのカメラに浮気したくなる気持ちはあるけど、この機能が忘れられないんですよ。

X-H2とかはカメラ自体が大型化していて僕好みではないんだけど、まだしばらく富士フイルムのカメラで楽しもうと思います。

それでは。

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