イメージングレシピ(Japanesque Film)でお花を撮影(Nikon Imaging Cloud)

こんにちは。

今回はニコンのイメージングレシピで公開されていたJapanesque Film by Taishi Arashidaを使用してみました。

Japanesque Film by Taishi Arashida

日本の景色によく合うフィルムライクなレシピとのことなので、旬であるアジサイを撮影してみました。

フィルムライクな色味を求めている方にはおすすめのレシピです。。

Japanesque Filmの説明

Japanesque Filmはフォトグラファーである嵐田大志さんが公開しているレシピです。

日本の景色によく合うフィルムライクなレシピです。人気ラボによるおしゃれな現像というよりは、街の写真屋さんがストレートに仕上げたイメージを目指しました。アンバーがかった温かみのある絵作りなので、色数が少ない無機質な被写体よりも、青空や草花などの自然の要素があると良いと思います。屋内より屋外の自然光での使用がおすすめです。また、シチュエーションにもよりますが、中望遠でぼかして撮るよりも、28~35mmの広角域でコンパクトフィルムカメラのようにラフに撮影するのに適していると思います。

とのことです。

今回はお花やスナップ写真にこのレシピを適用しましたが、家族写真や子供で撮影しても良い感じになるんじゃないかと思います。

フィルムライク風のレシピは元の写真から大きく色味が違ったりして、実際に目で見た色味から離れるのが違和感になることが多いのですが、このレシピはそこまで大きくは違わないので違和感少なく、でもフィルムライクな雰囲気を味わえます。

そういう意味でも使いやすく、日常使いできるレシピだと思います。

撮影した写真

使用した機材はニコンZfとNIKKOR Z 40mm f/2。

あじさいの時期でしたので近所のお寺などで撮影してみました。

Japanesque FilmのレシピのJPG撮って出しの写真です。

曇り空のため落ち着いたトーンであじさいを撮影することができました。

Japanesque Filmの色味はどうでしょうか。色鮮やかなあじさいの様々な色がある程度忠実に再現されていますが、フィルムライクにもなっていていい塩梅なんじゃないかと思います。

 

フィルムライク風なレシピは雰囲気重視が強くですぎて、緑色や青色が強くなることがあります。

レシピを使用してもあとで調整しなくちゃいけないことがあったりしてJPG撮って出しでは使わなくなる。そんなことを経験されたかたも多いんじゃないでしょうか。

このレシピは見ての通りそれほど癖がありません。

カメラ内処理で完結しているのでJPG撮って出しで安心して楽しめる、そんな印象のレシピです。

夜の撮影

今度は夜に撮影したスナップ写真です。

夜の撮影は条件が厳しく、ISOが高くなるので色味が破綻することがありますが、このレシピはどうでしょうか。

このレシピは夜のスナップも楽しめると思いました。

特に光量が少ないところは、それこそ昔のフィルム写真を思わせる出来になっていると思いました。

シャドウに少し緑色が乗っていますが、写真の雰囲気を壊すことない、いい塩梅で反映されています。

 

せっかくなので夜に撮影したお花の写真も紹介します。

こちらはそれほど面白くないですね。

お花は昼間に撮るのがいいと思いました。

 

まとめ

ニコンで公開されているイメージングレシピを使ってみました。

有名なフォトグラファーが作成したレシピだけあって、しっかりした出来になっていると思います。

フィルムライク風なレシピはSNS上に数多くありますが、個人の趣味嗜好が反映されていて味付けが濃いものが多い印象です。

このレシピはそれほど癖が強くないので日常的に積極的に使っていけると思いました。

 

ニコンのイメージングレシピが使えるカメラを持っている方はぜひ使ってみてください。

富士フイルムじゃないけど、フィルムを切り替えている感じで使えるので撮影のモチベーションアップにもなりました。

 

それでは。

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