こんにちは。
今回はトイカメラのPieni Mをご紹介します。
ストラップサイズだけど本当に写真が撮れるカメラです。

普通のきれいな写真に飽きている人にぴったりなレトロな写真が撮れちゃうカメラ。
どんな写真が撮れるのか確認していきます。
Pieni Mの仕様
Pieni Mはケンコー・トキナから販売されている超小型トイデジタルカメラです。
写真だけでなく動画も撮れちゃう、割と本格的な機能を有しています。
カラーはブルーとブラックの2色展開のようです。今回はブルーを購入しました。
私はロフトで購入しましたが、アマゾンでも取り扱いがあるようです。
しかもアマゾンの方が安いみたい。損した気分です。
| イメージセンサー | CMOS 1/9型 |
| 画素数 | 122万画素 |
| レンズ | f=3.2mm F2.8 |
| 最短撮影距離 | 0.3m |
| 液晶モニタ | 0.96型TFT液晶 |
| 静止画サイズ | 1280×960 |
| シャッタースピード | 1/100秒 |
| ISO感度 | ISO100 |
| 寸法 | 63×36×19mm |
| 重量 | 23g |
詳細はメーカーHPをご確認ください。
(https://www.kenko-tokina.co.jp/lp/pienim/)
内蔵メモリーはなく、外部メモリmicro SDカードに対応しています。カードリーダーを使用しPCに転送することができますね。
USB Cポートがついているのでスマホに直接転送できないと思いましたが、直接は無理のようです。
ここは少しマイナスポイントです。
大きさはストラップサイズ。ワイヤレスイヤホンの入れ物と同じくらいなイメージです。
ネックストラップも付いているのでそのまま持ち出せるのがいいですね。
重量は23gなので、重量は無いようなものですね。




シャッターボタンを長押しで起動します。割と起動は早いなと思いました。
モニタもしっかり確認できます。結構しっかりしている印象です。
見た目はかわいいし、使いまわしもよさそうです。
あとはどんな絵が撮れるのか。
Pieni Mの作例
Pieni Mで撮影した作例をご紹介します。
撮って出しなので編集とかはしていません。


何枚か撮ってみて感じたのは、遠景は全然解像しないってことです。
また、夕暮れ時に撮影したのもあって白飛びしまくっています。
ケンコートキナーのHPの紹介では水彩画や油絵のような味わいのある写りが特徴とありますので、その特徴を認識した絵作りが必要ですね。
また、太陽の影響は見ての通りです。結構面白い描写だなと思います。



色の描写はどうかと思ってお花とか撮ってみました。
見ての通りですが、グラデーションはガビガビですが、色自体は素直だと思いました。
夕暮れ時だったので空の色がちょっと変ですが、いい雰囲気じゃないですか?

太陽を入れて夕焼けを撮影しました。
太陽の中心らへんが黒い点になっています。
トイカメラは明るすぎると白飛びではなくブラックアウトするみたいですね。
気になるならPC編集で白く塗りつぶせばいいかなと思いますが、太陽を入れる構図は避けた方が無難だと思いました。

夕暮れ時でも太陽を直接入れなければブラックアウトはしないようです。
とはいえ、グラデーションの表現は期待できないので夕焼けとかを撮影するカメラじゃないですね。

撮影した感触だと35mm換算で35~40mmくらいの画角かなと思います。
スナップ撮影が主戦場になるかなと思います。
今回はサイクリングしながらの撮影だったので河川敷の写真が多いですが、町を散歩してのスナップとかだと面白い写真が撮れるかもしれません。

家にあったフィギュアを撮影しました。
遠景より近接の方が綺麗に撮れる感触がありますね。
カメラには一応ガラス窓がありますが、これは飾りなので何の役にも立ちません。
その代わり、モニタがついているので構図は確認しやすいと思います。
モニタを表示していると電池ががんがん減っていきますので、モバイルバッテリーなどで充電しながらか、モニタの表示のOFFもできるようです。
カメラ仕様周りは結構ちゃんとしていますね。
トイカメラとしてはちゃんと作られている
シャッターボタンもしっかりしていますし、かなりちゃんと作られているという印象です。
それもそのはずで、このカメラは7千円もしますからね。結構な金額です。
3コインなどでは3千円くらいのトイカメラもあるようですので、そちらと比較してもいいかもしれません。
まだ少し触っただけですが、カメラの出来自体はしっかりしていると思いつつも、今のスマホの写真が標準だと思っている人がこのカメラを使うと期待外れと感じるかもなと思いました。
飽くまでお遊びような使い方が良いのかなと思います。
結構なお金を払ったので、まだしばらく使ってみたいと思います。
モノクロモードとかもあるので、モノクロならスナップも楽しめるのかな?
トイカメラの紹介でした。
それでは。
