簡単に天の川や星景写真のノイズを除去!フリーソフトSequatorの基本的な使い方

こんにちは。

今回はフリーソフトのSequatorを紹介します。

星景写真のノイズを軽減してくれるソフトで

前回の天の川の写真もSequatorを使って現像しています。

【星空撮影スポット】野島崎灯台で天の川を楽しもう 千葉県屈指の星空撮影スポットです

 

本当はフォトショップを使った方が綺麗に出来るんでしょうけど、やり方が難しすぎる。

なんか簡単に出来る方法ないかな~という人にお勧めです。

簡単に出来ますがノイズは結構無くなります。

比較写真も載せていますので最後までご覧ください。

 

Sequatorの使い方

Sequatorは天の川や星景写真を複数枚合成してノイズを除去してくれる無料で使えるフリーソフトです。

加算平均合成(コンポジット)ということをすればノイズが除去できるんですが

それをやってくれるソフトです。(原理は理解できていない)

 

英語版しかないので英語が苦手な人にはちょっと抵抗感がありますが

やることはシンプルで簡単なので初心者でも出来ると思います。

sequatorのダウンロード

sequtatorの起動画面

ダウンロードしてソフトを起動すると上の画面が表示されます。

うわっ!英語じゃん!と思わずに設定していきましょう。

 

写真を選択する

sequatorは複数枚写真を合成するソフトなので同じ写真を複数枚用意しておく必要があります。

用意する写真はRAWかTIFです。5枚くらいあればノイズ除去効果を期待できます。

まずはその写真をセットしていきます。

sequtator/写真選択

Base image:ベースとなる写真

基準となる写真を選択します。

Base imageをクリックしてsetを選択すると写真を選択できます。

star image:合成する写真

star imageをクリックするとAddと出てくるのクリックします。

ベース写真で選択した以外の写真を全て選択します。

Noise image:真っ黒な写真

レンズにキャップを被せて真っ黒な写真を1枚撮ります。

その写真をここで選びます。

Output:保存先とファイル名

保存先とファイル名を設定します。

 

これで写真選択の設定は終わりです。

あとは下の四角の中で細かい設定を行います。

 

細かい設定方法

四角内の設定をしていきます。

何項目もありますが、2項目だけ設定すれば合成できます。

がんばりましょう。

sequator/細かい設定

Composition

compositionをクリックすると左下に細かい設定画面が表示されます。

上の写真のように設定します。

Align stars:星を重ねる時に使用します。trailsは星を線状にしたい時に選択。

Freeze ground:風景を固定させる場合に使用します。

 

Sky region

このソフトの一番すごいところです。

星空をブラシで塗っていきます。

sky region/設定画面

skya regionをクリックすると上のような文字が表示されます。

lrregulor maskという文字をクリックすると右の大きな画面で星空をブラシで塗ることができます。

星空部分を塗っていきましょう。

ブラシの大きさはマウスのホイールで変更できます。

 

ここまでやれば設定完了。あとはもうoffでいいです。

startを押せば合成開始です。

 

一応他の項目も載せておきます。

 

Auto Brightness

明るさ調整機能。offでいい。

High Dynamic Range

いわゆるHDRです。offでいい

Reduce dynamic noises

センサー熱によるノイズの除去機能です。

これはonでも良いですが今回は真っ黒写真を用意しているのでoffでいい。

Reduce distor

レンズの歪み補正です。

広角レンズの場合はcomplexを選択します。

気にならないのでoffでいい。

Reduce light pollution

光害による明るさを補正します。

offでいい。

Enhance star light

星の明るさを調整します。

offでいい。

Merge pixels

画像を1/4に縮小して綺麗に見せる機能。

offでいい。

Color space

色設定。

最初からsRGBになっているので設定不要。

 

これで設定完了です。

あとは一番下にあるstartを押せば自動でやってくれます。

1~2分くらいで合成完了です。

 

英語ばっかりなので蕁麻疹が出そうになりますが設定項目も多くないのでなんとかなると思います。

 

ノイズ除去力を見てみましょう

さて出来上がった写真を見ていきましょう。

ちなみに撮影したカメラは富士フイルムのX-T3でAPC-Sのカメラです。

撮影時の条件はISO:3200 SS:20sec

レンズは12mm(換算18mm)F2.0です。

sequatorで合成した写真
RAWをJPG出力した写真

うん、大きな画面だと違いはわかりませんよね。

Sequatorで合成した写真は、ぱっと見はノイズは感じませんね。

左:sequatorの写真 右:RAWの写真

RAW写真との比較です。

左がSequatorで合成した写真。右がRAWをそのままJPG出力した写真です。

ベンチや岩は少しのっぺりしていますが、星空部分はすごいマイルドでノイズはばっちり消えてますね。

これはすごい。

左:sequatorの写真 真ん中:JPG撮って出し写真 右:RAWの写真

JPG撮って出し写真とも比べてみましょう。

富士フイルムはノイズ処理が上手いとは聞いてましたが、やっぱり上手いですね。

それと比べてもSequatorの写真はノイズを感じられません。

簡単に出来る割にはしっかり仕事をしてくれるソフトだと思います。

Light roomで色々やった後の写真

Sequatorでノイズ処理した写真をLight roomで現像した写真です。

宇宙を感じますねー。

 

Light roomで現像すれば多少のノイズは気にならないかもしれません。

でもより綺麗な写真を目指すならSequatorでのノイズ処理は簡単だしやってもいいですね。

 

ただ、この処理をフォトショでやると難しい。

Sequatorでは同じような写真を合成していますが、星って動くので全く同じではありません。

星は動くけど、風景(今回ならベンチと岩)は動かないので

風景を止めるように合成するってのがフォトショだと難しいんです。

Sequatorの素敵な部分はそれをマスクで簡単に設定できるところです。

 

Sequatorは簡単に出来るメリットがありますが

風景のディティールは多少損なわれるので

フォトショで出来るテクニックがあればそっちの方がいいかもしれません。

(僕には難しすぎるけど)

まとめ

最終的にはLight roomで現像するのでフォトショを使える人はそっちの方がいいかもしれません。

だけどSequatorはフリーソフトですし設定も簡単に出来る。

ノイズ除去力も見てのとおり良い感じなので楽をしたい方はこちらを使ってもいいと思います。

個人的にはSequatorは継続使用の予定です。

 

星空撮影はISOを高めに設定するのでどうしてもノイズが出ます。

苦労して撮った写真がノイズまみれだと残念です。

赤道儀を使え。という人もいるでしょうけど、それはハードルが高い。

ソフトで修正することに抵抗が無い人はこっちで良いと思います。

 

簡単に出来るので是非試してみてください。

それでは。

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