こんにちは。
みなさんの地域には10万円の給付金は届きましたか?
僕の地域は5月29日から申請書の送付が始まるということで、まだ来てません。
日本の経済促進のためにカメラを愛するものとして何を買おうかと妄想を膨らませているところです。
そんな中でずっと気になっているカメラがあります。
SIGMAから販売されているSIGMA fpです。
SIGMA fpはコンデジみたいな形をしていながらフルサイズのセンサーを積んでいるカメラです。
コンパクトな外見がウリのカメラですが
僕が惹かれたのはその部分じゃありません。
SIGMA fpのカラーモードの一つであるティール&オレンジ。
ティール&オレンジは欲しいけどSIGMA fpを買うのはちょっと辛い。
富士フイルムを愛している僕はLight Roomでなんとか出来ないか試行錯誤しました。
今回はその結果を報告したいと思います。
ティール&オレンジってなに?
まずはティール&オレンジとはなんぞや。というところから話しましょう。
ティール&オレンジは映画とかで使われる色彩手法のようです。
ハイライト側をオレンジに寄せて
シャドウ側をティール(シアン系のブルー)に寄せると
補色の関係で肌色が際立つという仕組みです。
SIGMA fpではその色彩がカラーモードの一つとして使えるということですが
今回はLight Roomを使ってその色を再現しようという話しです。
SIGMA fpで撮影したティール&オレンジにどれだけ近づけるか。
Light roomの本気を見せるときがきました。
いじるrawデータは富士フイルムX-T3のカメラです。
Light Roomで再現したティール&オレンジ
ネット上では僕と同じようにLight roomでティール&オレンジを再現しようという人がたくさんいました。
その人たちの研究成果をありがたく有効活用させてもらい
色々調整した結果が下の写真です。
朝焼けを撮影したものです。
朝陽の暖かさと海に映る光がより印象的に表現できたかと思います。
上の写真は富士フイルムのX-T3で撮影したrawデータをLightRoomで現像しています。
元のrawデータを何もいじらずにそのままjpg出力した写真が下です。
元のrawデータと比べてみれば太陽付近がオレンジに近い色になっていて
空が少しシアンっぽくなっているのがわかると思います。
シャドウのシアンをもっと強くするとより強調的な写真になります。
その辺りの調整は個人の好みになります。
(この写真もかなりこてこてだと思います。)
同じような朝焼けとか夕焼けをティール&オレンジ現像したのが下の写真です。
味付けはかなりこてこてです。
上の写真は夕焼けの色を強調したかったのでこてこてにしました。
ティール&オレンジは夕焼けとかがかなり映えるカラーモードだと思いますが
日常シーンで撮影しても印象的な色彩です。
少しあっさり風に現像したのが下の写真です。
神社の門のオレンジが強調されていると思います。
主題を浮かび上がらせてくれるのがこの色彩の特徴です。
駐車禁止の標識を撮影しました。
なんかちょっと良い感じじゃないですか?
近所を散歩中に撮影した色んなお花たち。
手前の花はもっと赤色でしたがオレンジっぽくなっています。
このモードだと花の元の色からは結構ずれたりします。
もう本当にその辺の道です。
だけど富士フイルムのおかげかティール&オレンジのおかげか。
なんかエモい。
今回現像で使用したプリセットを置いておきますので
良かったら使ってみてください。
ティール&オレンジ(こてこて)
ティール&オレンジ風の現像をしてみて・・・
ネットで公開されているものを参考にしたのでかなり本物に似せられたのではないかと思います。
こてこての方は夕焼けとかのシーンで使うと個人的にかなりグッド!な出来かなと思いました。
コロナのせいで外出自粛が続いているので
家でこんなことをして楽しんでいます。
他にも印象的なカラーモードというのはあるので
light roomを使える人は試しに色々いじってみると楽しいと思います。
とりあえずこれでSIGMA fpは買わなくてもなんとかティール&オレンジへのあこがれを抑えられそうです。
僕は富士フイルムで生きるんだと強い心を持つ。
それでは。