こんにちは。
今回は熱海にある梅園を見に行きました。
全国有数の梅の人気スポットのようです。
例年だと2月中頃が見頃とのことで
満開じゃなかったけど普通に楽しめました。
今回も撮影機材は富士フイルムです。
久しぶりにXF16-55 F2.8を持っていきました。
旅行するならやっぱりズームレンズですね。
花を撮影するのが目的なのでマクロレンズも一緒に。
撮った写真
梅園内は基本的に坂道なので高低差があります。
上から撮影すると自然に奥行きがある絵が撮れますし
行きと帰りで視点が大きく変わるので2倍楽しめます。
デメリットは足腰の強さが求められるし結構疲れます。
園内には白やピンクの各種の梅が咲いています。
なかには蝋梅もありました。
園内の坂道を上った先には下の画像のような物体がありました。
湯気が出ていて暖かそうですが熱湯なので直接触るとやけどします。
朝の8時30分に行って撮影しました。
休日なのに朝の5時に起きて新幹線で熱海へ。
1日を長く使えるのでオススメです。
梅の撮影について
梅とか桜は綺麗なので写真で撮りたい！と思って撮りますが
写真で撮るとなんか違う。ということになりがち。
僕もなんだこれ？という写真を量産していますが、
ちょっと気を付けてることがあるので紹介したいと思います。
撮影時間は朝早い方がいい
梅の撮影は朝の8時～10時くらいをおすすめします。
（撮りたい写真にもよりますが）
梅の花は「下向き」に咲くことが多いため
太陽が昇りすぎると影が強くなって撮影の幅が狭まります。
この下向きに咲く習性は「桜」も同じようなので
覚えておくと役立つかも。
とりあえずアップ（マクロ）で撮る
これは梅に限らずお花の撮影全般に言えることです。
迷ったらマクロで近接撮影。
間違いありません。
その際、F値は開放で。（F2とかF2.8）
背景はボケボケにさせて玉ボケとか出来れば上出来です。
これは誰でも割と簡単に出来るのでとりあえずはお勧めできます。
デメリットはどこで撮影しても同じ絵にしかならないので
見返した時にがっかりすることがあります。
景色として撮る時は三分割法
景色として梅を撮る時、どこをどう撮ればいいんだ！
ってなる人にオススメな定番の黄金構図。
三分割法を使えばなんとなく上手く撮れます。
画面を3分割して直線を引いた交点に主題を入れる構図です。
上の写真は交点に主題置けてないですし
色々微妙ですがなんとなく形になってませんか？
梅は花が付いていない枝も多いので
普通に撮ると枝の方に目が行ってしまいます。
上の写真は三分割法をベースに意識したことを書いてみました。
人間の目線はZのように左上から右下に移動するのが自然らしいので
視線誘導をZっぽくして、奥行きも出してみました。
奥行きを出す時に手前の枝が遮ってるし
そもそも枝の存在感がデカすぎるとか
ダメな点も見えてくるので、添削すると面白かったりします。
梅や桜は景色として撮るには難易度が高いので
なんとなくでも形になる三分割法は重宝します。
というか僕の写真の8割くらいはこの構図です。
梅園へのアクセス
梅園へのアクセスを紹介します。
僕は熱海駅から歩いて行きましたが
徒歩で行くなら来宮駅からのアクセスがオススメです。
徒歩10分くらいの距離（約600ｍ）ですが
駅から梅園までは急な坂道になっているので結構疲れます。
営業時間は8：30～16：00までのようですが、
8：29までに入場すればフリーで入れました。
通常は300円。市内や市内宿泊者は100円です。
まとめ
熱海の梅園は日本一開花が早いと言われているそうです。
（僕は何も知らずに行きました。）
寒い冬に飽きた人は行くと春を感じられるかもしれません。
また、園内は和の雰囲気が徹底されています。
トイレも外観が和風でかっこよかったです。
こういう所に夫婦で行って甘酒なんか飲めば
休日としては最高じゃないですか？
（当然ですが僕は一人で行きました。）
今の時期は梅祭りということで各種イベントも行っているようです。
僕は梅の撮影を30分くらいやってすぐ帰っちゃいましたけど
結構長い時間楽しめるんじゃないかと思います。
熱海は1月末ごろは熱海桜という桜も咲いていて
一足先に春を感じられる地域です。
興味ある方は是非行ってみてください。
