こんにちは。
今回はクラシッククロームとクラシックネガの色味について比較をします。
撮影対象は近所の公園で咲き誇っていた薔薇。
薔薇は色んな色があるので色味の比較にはもってこいですね。
クラシッククロームは富士フイルムのカメラを使っている人たちからは絶賛されているフィルムシミュレーションです。
2014年から搭載されているらしいので、すでに馴染みのフィルムシミュレーションになっています。
対してクラシックネガは2019年に搭載された割と新しいフィルムシミュレーションです。
僕は普段はX-T3というカメラを使っているんですが、このカメラには搭載されていないので今回はX100Vを使っての比較になります。
クラシッククロームとクラシックネガを薔薇で比較
色味を比較するためにデフォルト設定ですが、カラクロームエフェクトは弱で使っています。
写真は全てJPG撮って出しです。
左の写真がクラシックネガで、右がクラシッククロームです。
赤色はクラシックネガの方が強く出ていますね。
立体感や色の深みもクラシックネガの方が好みです。
黄色や橙色はクラシックネガの方が温かみを感じるというかネガっぽい色味になっています。
ただ、色自体はそこまで大きな違いは感じません。
対してピンク色は全然違いますね。同じ花を撮ったのか?と疑うくらい色が違います。
特に濃いピンクは赤色に近くなっています。
これはちょっとやりすぎですかね。
薔薇と一緒に空を入れて撮るとよくわかりますが、クラシックネガは青色をかなり抜いていますね。
でも葉っぱの緑なんかは青色が足されているように見えます。
富士フイルムは各色に対して処理をしていると何かの記事で見た気がします。
これはRAW現像では僕には出来ない。
この色味をシャッター押すだけで出来るなんてまるで魔法だ。
癖はあるけどやっぱり楽しいクラシックネガ
今回は薔薇を撮ってみましたが、やっぱりかなりクセのある仕上がりになりました。
だけど写真全体の雰囲気としてはかなり好きです。
これがクラシックネガの魔法か。
クラシックネガを使いたくてX100Vを昨年の12月に買いました。
桜を撮ったり薔薇を撮ったりとクラシックネガだとどんな色味を見せてくれるのかが楽しくて仕方がありません。
この1年はX100Vと一緒に季節を巡る旅になりそうです。
X100Vを買えばみんな幸せになれます。
それでは。