フィルム時代のベルビアの色味を再現!フィルムシミュレーションのカスタム設定を紹介

こんにちは。

みなさんはベルビアって好きですか?

僕は大好きなんですが、フィルム時代のベルビアを知っている人からすると、今のベルビアはベルビアじゃないという人もいるみたいです。

僕はフィルムのベルビアを使ったことがないんですが、もっと色が濃かったとのこと。

 

そんなわけでフィルム時代のベルビアをイメージしたカスタム設定というのがネットに転がっていたので紹介したいと思います。

濃いめの味付けですが、ベルビアが好きな人は好きだと思います。

 

ベルビアのカスタム設定値

どこで紹介されてたのか覚えていないんですが、フィルムのベルビアを意識した設定だったと記憶してます。

使用したカメラはX100Vです。カラークロームブルーが使える機種じゃないとダメみたいです。

ベルビアの設定
  • フィルムシミュレーション:ベルビア
  • グライン・エフェクト:弱・小
  • カラークロームエフェクト:強
  • カラークロームブルー:強
  • ホワイトバランス:AUTO R:1 B-1
  • ダイナミックレンジ:DR200
  • ハイライト:0
  • シャドウ:0
  • カラー:+4
  • シャープネス:+4
  • ノイズリダクション:-4
  • 明瞭度:+5

カスタム設定をみるとかなりバキバキな感じですね。

 

ちなみに富士フイルムのベルビアに対する考えが富士フイルムのHPで説明されていますので興味のある方は覗いてみてください。

Film Simulationの世界#3【velvia】

また、デジカメウォッチの富士フイルムの開発担当の方の対談も面白く、フィルムとデジカメの色味について話されています。

富士フイルムのフィルムシミュレーションはどのようにつくられているのか(後編)

ベルビアでの作例

それでは作例です。

ベルビアのカスタム設定版のJPG撮って出しです。

フィルム時代のベルビアはネットに上がっている写真でしか知らないんだけど、濃さとかは似ている気がします。

ベルビアの濃さは他のメーカーのビビットと比べると上品さがあると思ってるんだけど、これは結構こてこての味付けです。

でもこれだけこてこてでもいい感じに見えるのは富士フイルムだからか。

こういう濃さの空の青が欲しい時がありますよね。

青もいいんだけど緑もいいんですよね。濃いというかコクがあるというか。塗り絵じゃない感じがすごい。

フィルム時代のベルビアは黒が強いイメージがあるんだけど、上の写真なんかはイメージに近い感じがします。

写真の色味は記憶色とか記録色とか表現されることがあるけど、これは完全に記憶色ですね。

僕は好きです。

 

これらの写真はちょっと自信がないんだけど多分ベルビアで撮ってます。

やっぱ紅葉の赤とかは鮮やかに撮りたいと思うとベルビアを選択しちゃう。

こういうごはん系も鮮やかに撮りたい時には活躍しそうです。

そういう意味では結構汎用性があるのかもしれない。

 

色んなシチュの写真を撮ったと思ってたんだけどあんまり撮ってなかったかな。

JPG撮って出しだとどの設定で撮ったのか覚えていないのが辛いところです。

 

個人的にはかなり好きな色味です

富士フイルムが好きな人はクラシッククロームとかクラシックネガとかフィルム風で懐かしい色味が好きな人が多いと思うんだけど、僕は鮮やかだけど下品じゃないベルビアに憧れて富士フイルムを選んだ人なので、こういう濃いめのベルビアは大好物だったりします。

ただ、濃い味漬けなのでこれを常用するのはちょっときつい。

そういう意味ではプロビアとかアスティアが良いと思うので、フィルムシミュレーションをベルビアからプロビアとかに変えて使ってみるのも面白いかもしれません。

 

あとはフィルム時代のフィルムの色味を知っている人の意見は面白いですね。

僕はフィルムを知らない世代なのでベルビアの色味が違うとかそういうのはさっぱりわからなかった。

ただ、富士フイルムの人からすると今のデジタルのベルビアが目指している色味に近いらしいです。フィルムシミュレーションという名前を使ってはいるけど、フィルム時代の色味を再現しようとしているわけではないと、前に言ってたような気がします。

富士フイルムが目指したい色表現があって、それがフィルムで表現することからデジタルに変わっただけで到達地点は同じみたいな感じのようです。

 

クラシックネガとかノスタルジックネガとか新しい色味も提供してくれていますのでこれからも楽しみたいと思います。

 

それでは。

 

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