もう一眼カメラはいらない?galaxy S10のナイトモードを使ってみた。

どうも、海苔ぴんです。

最近のスマホのカメラは本当に性能が良くて昼間の撮影ならもう一眼カメラいらないのでは?

と思わせるほど映りが良いです。

私が使用しているgalaxy S10は現在発売されているスマホの中でも

カメラの評価が高い機器で、実際に映りは一眼に近い物を感じます。

 

しかしそれは昼間に限った話しで、夜はまぁ明るくは撮れるよね。と一眼に比べると物足りなさを感じていました。

しかし今回galaxyはナイトモードをカメラのモードとして選択できるアップデートをしてきました!

これまではシーンに合わせて自動でしかナイトモードに切り替えできなかったのですが自分で選択できるようになりました!

グーグルのpixel3のナイトモードにマジでびびった記憶が新しいですが

galaxyのナイトモードはどんなもんなのか

試しに近所を散歩してみたのでお付き合いください。

 

お月様を撮影した記事はこちら。

スマホで月が綺麗に撮れる方法。Galaxy S10で撮影してみました

 

一眼カメラと比較した記事はこちら。

スマホで夜景を綺麗に撮影できるか!?夜のお台場で夜景に強いGalaxy S10と一眼カメラで比較撮影!

Galaxy S10のナイトモードと富士フィルムのフラグシップ一眼カメラ(X-T3)を比較!

Galaxy S10のナイトモードとフルサイズ一眼カメラα7RⅡを比較する!

galaxy S10のカメラスペックの確認

galaxy S10のプリズムホワイト。アウトカメラはトリプルカメラを採用。

galaxy S10はSamsungが2019年に発売したスマホです。

eと+とかありますが、私が持っているのは無印のタイプです。

全面ディスプレイになっていて、ディスプレイの物理ボタンはリストラされています。

なのでカメラも画面全体を使えるので今まで以上にカメラで撮るのが楽しいです。

アウトカメラ① 広角(26mm(35mm換算))

1,200万画素

F1.5⇔F2.4(自動切換)

アウトカメラ② 超広角(13mm(35mm換算))

1,600万画素

F2.2

アウトカメラ③ 望遠(52mm(35mm換算))

1,200万画素

F2.4

インカメラ 広角

1,000万画素

F1.9

手振れ補正 対応(アウトカメラ、インカメラ)
ズーム(アウト) デジタル    最大約10.0倍

光学      最大約2.0倍

デジタル×光学 最大約10.0倍

galaxy S10のアウトカメラはトリプルカメラになっています。

それぞれ広角、超広角、望遠のレンズを採用していて

超広角は35mm換算で13mmですって。

そりゃたしかに広角ですね。

広角写真の比較をしてみた記事があるので良かった見てください。

galaxy S10の超広角レンズをレビュー

AFや手振れ補正に対応していますが、超広角の時は対応してないみたいですね。

また広角レンズはF値(F1.5⇔F2.4)も可変します。

確かにカシャカシャと絞り羽根が動く音がします。

最近のスマホのカメラはソフトだけで無くハード面でも一眼カメラに近くなっていますね。

 

標準カメラアプリの画面。3つのレンズを選択できます。

右上の青色の渦っぽいのがモード選択(自動)です。

ナイトモードは周囲が暗くなると勝手にモード切替されていたのですが

任意で選択できるようになったのが今回のアップデートです。

ナイトモード選択時の画面

通常の写真モードから下に何回か移動するとナイトモードを選択できます。

ナイトモード選択時は広角と超広角しかレンズ選択できないようですね。

 

それ以外にもgalaxyのカメラは電源ボタンを2回押すと起動するとか色々便利なので

この辺りの使いやすさからも他のメーカーよりもカメラについては一歩先に進んでいるイメージです。

 

広角とか超広角を使って国際フォーラムで遊んでみたので

見ていただければどのくらい広く撮れるのかわかると思います。

幾何学模様の鉄板!国際フォーラムをパシャッてみた

 

ナイトモードを試しに使ってみる。

さて、本題のナイトモードです。

まずは部屋の中での撮影です。

夕暮れ前の時間帯に部屋のカーテンを閉じた状態なので真っ暗では無いですが、かなり暗い状況だと思ってください。

その状態で撮影したのが下の画像です。

galaxy S10のナイトモードで撮影

これ本当に薄暗闇の中で撮ったんですよ!信じてください!って感じの映り!

これの映りの良さにびびってブログの記事にしようと思ったくらいの衝撃でした。

右上のはレンズ入れなのですが、皮の質感とかわかるかと思います。

左上の木もザラザラ具合がわかりますし、ホコリとかもよく見えて汚い部屋なのがわかります。

(恥ずかしい・・・)

 

比較対象として通常の写真モードで撮ったのが下の画像です。

galaxy S10の通常モード(写真)で撮影

右上のレンズ入れは黒いのはわかりますが、のっぺりしてますよね

木も同じようにのっぺりしてます。

これが私が知っているスマホの暗所撮影でした。

これでも十分映っていると思いますが、ナイトモードで撮影した写真にびびった理由がわかるかと思います。

 

ちなみにフルサイズ一眼カメラであるα7RⅡで撮ったのが下です。

α7RⅡで同じように撮影

こちらはさすがフルサイズの一眼カメラです。

F2.0でSS1/5、ISO6400で撮影しています。

絞り優先モードでF2.0でISO6400というところでどのくらい暗かったのか想像していただけると思います。

 

ちなみにスマホは手持ちではありません。台に固定させて撮っています。

固定させているとはいえ、あれだけの質感を表現できることに驚きます。

 

一眼カメラの方は手持ち撮影ですね。

α7RⅡは手振れ補正ついているので余裕だと思っていました。

ISO6400でも全然見れる絵になっていますね。

 

上の写真に驚いたのでそのまま夜に近所を散歩してみました。

これ以降の写真は全てgalaxy S10で手持ち撮影です。

近所の公園のブランコです。

近くに照明がありますが、夜なのに錆とか見えて金属の質感も表現されています。

公園の照明の下です。

芝?っていうかただの雑草ですけど、ちゃんと表現されていますね。

絵作りはすこし明るめに、バッキバキになる傾向があるようです。

水飲み場です。これは暗すぎたので蛇口の質感は潰れていますね。

(フォーカスがあっていないだけ?)

石の質感は表現されていますし、濡れてる感じもわかります。

全体的に緑色なのは照明の影響ですね。

 

次は信号がある交差点です。

夜の信号はカメラで撮影すると光が飛びやすいですが歩行者用の信号の記号(人)も見えますね。

奥のローソンの看板もその下の文字も見えるかと思います。

どうやらダイナミックレンジ優先モードみたいな感じですね。

こちらも同じように信号のある交差点です。

マルエツの看板もしっかり見えますし標識の文字も認識できます。

車のライトで照らされたアスファルトの質感も表現されていますね。

このように明るいところと暗いところがしっかり表現されていて

黒とびと白とびがほとんど無いのがナイトモードの特徴かと思います。

 

こんどは本当に真っ暗で近くに照明が無い中で撮ってみました。

空の雲と青も見えますしクレーンの形もしっかり表現されていますね。

同じところでもう少し明るく撮ってみました。

クレーンの青色も表現されていますね!

あまりに明るく撮れるのでナンバープレートを消す必要が出るくらいばっちり撮れています。

同じように真っ暗な中で撮影。

右奥の建物の屋根もどんな屋根かわかりますね。

こりゃすごい。

 

このように照明があるところはもちろん真っ暗な中でも形や色がわかるくらいにきちんと撮れます。

もう、マジで一眼カメラ必要か?っていうレベルですね。

(僕は一眼カメラ好きです。ディスじゃないです)

 

でも夜景とかは綺麗に撮れないんでしょ?

一眼カメラならではのセンサーサイズ由来の色表現は夜景撮影時のスマホの弱点です。

でも、スマホで夜景なんて・・・。そう思っている時代も終わりを告げようとしています。

そんなわけで近所でそれっぽく撮れる場所で撮ってみました。

うん、遠い。

撮影場所が悪いですね。

これはスマホも一眼カメラも関係ないです。腕の問題ですね。

でも奥の光は赤とか青とかは表現されているかと思います。

今までのスマホなら白とびして色とかはわからないと思います。

ちなみにプロモードの望遠で撮るとこんな感じです。

撮影方法が悪いだけかもですが、白とびしてますね。

 

遠かったので移動して近づいてみたのが下です。

あら、綺麗。

これ、スマホで撮ったんですのよ?

マジ??

橋の手すりに腕を固定してましたけど三脚とかは使ってませんよ!

色がしっかり表現されていますよね!

赤とか青とか緑とか!川にも映ってますし!文字もしっかり見えます!

ナイトモードは全部自動なので撮影している時はSSとかISOがわかりませんが

Exif情報を信じるならシャッタースピード(SS)1/5、ISO125です。

手振れ補正も効いてるでしょうから、SS1/5ならブレ無く撮れそうですね。

これはかなり衝撃です。

 

これは恐らくダイナミックレンジ優先モードで階調処理されていますね。

極端な明暗差がある時に良い感じに処理してくれる機能です。

写真を撮った後に保存中の時間が長いなーと思ってましたが

そういう処理をしている時間っぽいです。

これは日の出とかにも使えそうな機能ですね。

 

今度は水門から川に流れ込んでいる水をナイトモードで撮ってみました。

これもSSは1/4で撮影されているようです。

通常はSS1/4程度になるようですね。

 

こちらはプロモードSS2秒まで上げてみました。

橋の手すりに腕を固定していたので手ブレを出来るだけ少なくしています。

川に流れ込む水を見ていただきたいのですけど、ナイトモードより水の流れが表現されていますね。

ナイトモードはSSやISOは選べませんのでこういう表現をするときはプロモードを選択する必要があります。

(滝を撮る時とか。)

まぁ正直ナイトモードとそれほど変わらなかったな。と思ってますけど。

ちょっと意地悪しようと思って照明にフォーカスして撮ってみました。

ナイトモード時は明るさだけは調整バーでなんとなく調整できます。

明るさの調整バー。画面をタップすると出てくる。

これは暗い方で撮っていますので照明も白飛びしてないですね。

電柱とかは形がボケていますが照明の柱はしっかり表現されているので手振れとかでは無いですね。

F1.5 SS1/4 ISO160の広角レンズで撮影されています。

F1.5なのでフォーカスされているところ以外はボケるのは自然なことですね。

こちらも同じように照明が強い場所で撮ってみました。

木の左側には光が届かないので暗くなっていますね。

葉っぱの形や色はきちんと表現されていますね。

すこし風がありましたがあまり形がブレていないのも驚きです。

ナイトモードを選択するだけでこれだけ映せるなんてマジすごいとしかいいようがない。

これは公園にあった石像です。

これはあんまり良い写真じゃないですけど、石っぽさは表現されていますね。

アジサイも撮ってみました。

アジサイの紫色は表現されていますが、風も少しあったので形が少しボケています。

この辺りになると私自身がちょっと疲れて撮影をめんどくさがっていたので

あんまりいい写真じゃないですね。

夜の撮影は手振れに注意する必要があるので昼間の撮影より神経を使います。

それでもこのくらいは撮れるのか。と思ってもらえればうれしいです。

 

大体、一眼カメラ使っても夜のこの条件だと綺麗には撮れないので

そもそもこの被写体を選ぶのが間違ってますね。普通に昼間に撮りましょう。

昼間だとアジサイもこれだけ綺麗に撮れます。

アジサイも葉っぱもバキバキに撮れてますね。

 

galaxyのカメラは昼間も夜もバキバキになる傾向がありますね。

ナイトモードのまとめ

  • ナイトモードはF値、SS、ISOは自動で決まる
  • 明るさは上下バーで調整できる
  • 水の流れ等の表現は弱い
  • 白とび、黒とびはかなり抑えられる
  • 信号機や看板等のライトの色も表現できちゃう

スマホの撮影モードを変更するだけで夜の撮影がこれだけ出来るのは素直に驚きです。

今まで夜の撮影では質感の表現に難有りでしたが、これは光明ありですね。

今度は東京駅とかビルの上からの夜景とかも撮りたいです。

 

本格的な夜景撮影時は一眼カメラでも三脚で撮るのが一般的です。

それを手持ちでこれだけ撮れるならもう一眼カメラ並みでは?と言ってもいいかもしれません。

(少し言い過ぎですが、進化具合は勢いを感じます)

 

スマホ用の三脚もありますし、今後のアップデートで三脚有りモードとかも追加されたら面白いですね。

綺麗に処理されていますがISOは高めになるのでシャッタースピードは稼ぎたいところです。

 

スマホはCPUも性能が上がってきてるのでカメラのハード面と合わせて

一眼カメラと遜色無いレベルの夜景写真も今後撮れるかもですね。

実際に別メーカーのスマホだと星景写真も撮れるとか。

星景写真なんて一眼カメラでも綺麗に撮るのは厳しいですからね。

 

とりあえず今後もgalaxyには期待です。

 

それでは。



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