こんにちは。
僕がメインで使っている富士フイルムのデジカメX-T3ですが、不具合解消のために修理が必要となり基板の交換をしてもらいました。
修理費用は40,000円です。4万円・・・!??たっかっ・・・。
もう少しお金を出せば中古のカメラ買えちゃう金額です。仕方のない出費とはいえ、新年早々これは辛いし懐が寒いです。
これはブログで発散・・・この情報が必要な人に届くように記事にしたいと思いました。
不具合の内容は正直なんでやねんと思う内容なのですが、修理の対応自体は丁寧に対応していただきました。
富士フイルムは紳士の会社ですね。
不具合の内容、カメラの使用状況について
今回発生した不具合は「電源を入れるとカメラ内の設定が初期化される」というものです。
カメラ内の設定を気にしなければ、普通にシャッター切れるし写真も保存されます。
しかし、再設定しないといけないのは地味に辛いので富士フイルムに文句・・・相談しました。
- 毎回ではないが、電源を入れると日時、言語設定を求められる画面が表示される。(発生頻度はランダム)
- 日時、言語を設定するとカメラとしては普通に使える。
- しばらく使っているとカメラ内の設定(クイックメニューの設定等も含めて全部)も初期化されるようになった。
日時、言語の再設定くらいであればまだ許容できたんだけど(それでもかなりストレスですが)、クイックメニューを含めてカメラ内の設定が全部消えたのが衝撃的すぎてしばらく立ち尽くしましたね。
富士フイルムのカメラを使っている人ならわかると思うんだけど、クイックメニューって自分好みのフィルムシミュレーションのカムタム値とか設定しています。それが全部消えた時の僕の気持ちは文章で表現するには難しい。怒りとか悲しみとかむなしさとかそんな気持ちのが交じり合いました。
カメラの使用状況は以下の通り。
- ファームウェアはVer4.00
- バッテリーは純正バッテリー
- シャッター回数は2万2千回くらい。(ショット数を調べられるサイトより)
- 使用頻度は週に1,2回。主に土日に風景とかを撮っていました。
個人的な感覚ですが、普通に使っていたと思います。
この使い方で基板を交換しなきゃいけないって・・・それって元がおかしくないか?と思っちゃいますよね。
まぁ運が悪かったと思います。
不具合の対応について
僕は東京丸の内にある富士フイルムイメージングプラザ東京に直接持ち込みしました。
持ち込みの際はカメラは裸で持っていきました。梱包とかはしていません。
東京駅の丸の内口から徒歩で10分くらいの丸の内MY PLAZAビルの3階にあります。⇒丸の内は営業を終了し、東京ミッドタウン・ウエスト1Fに移転しました。(2022年11月1日~)
直接持ち込みに行く際は来店予約が必要です。(コロナの影響ですかね?)
来店予約は富士フイルムのHPからできます。
(富士フイルム来店予約:https://imagingplaza.fujifilm.com/tokyo/about/index.html)
東京丸の内の「FUJIFILM Imaging Plaza 東京」は営業を終了し、「フジフイルム スクエア」内 イメージングサービスカウンター (東京ミッドタウン)に移転したようです。
修理対応も東京ミッドタウン・ウエストで受付していますのでご注意ください。
六本木駅から徒歩4分くらいとのことです。
持ち込み以外では、引き取りサービスや自分で送付するという方法もあるようです。
カメラの梱包は面倒なので僕は持ち込みを選びましたけど、引き取りサービスもあるんですね。
詳しくは富士フイルムのHPをご参考ください。
(富士フイルム修理サービス:https://fujifilm-x.com/ja-jp/support/repair/)
修理期間の目安は約1週間から10日間と記載がありますが、僕の場合は3週間後に手元に戻ってきました。
正月に撮影して不具合が発生して、すぐに修理依頼しましたがなんとか1月以内に帰ってきましたね。
ちなみに工場から送られてくる時も取りに行くか、自宅に送ってもらうか選べます。
僕は自宅に送ってもらいました。送料は1,200円です。
不具合内容の確認
不具合内容の確認なんですが、これがちょっとモヤモヤしてるというか初期不良じゃねぇのか?って思っちゃっています。
というのもこちらが確認した不具合内容と富士フイルムの修理工場で確認した不具合内容がちょっと違うんですよ。
僕が伝えた不具合内容
・電源を入れるとカメラ内の設定が初期化される
この初期化されるというのが超問題ポイントです。
しかし、この事象は毎回発生するものでなくて、自分でやってみても再現できませんでした。
修理工場の不具合確認
・電源を入れると時々画面が真っ暗になる事象を確認
・設定保持不具合を確認
メールで不具合内容とかやり取りしてたんだけど、再設定画面が出たっていうのは報告になかったんですよね。
「電源を入れると真っ暗な画面が表示される」というのが不具合内容のようなんですよ。
でもこの不具合って購入当時からちょこちょこ発生してたんですよ。
対応方法はバッテリーを抜き差して電源を入れると直ります。
この不具合のひどくなったのが今回の設定保持不具合だったのだとしたら、それって初期不良じゃん?
持ち込みした時に言われたんですが、設定保持不具合は内部バッテリーが原因であることが多いらしいんです。
内部バッテリーはバッテリーなので寿命があります。使用方法等によって寿命が変わるのでなんともいえないけど、2年でダメになることもあると言っていました。
まぁそれなら仕方ないかと思って修理に預けたんですが、不具合対処方法としては基板を交換しますとか連絡が来て・・・。はぁ・・・。
そんなわけで電源を入れると画面が真っ暗で起動しないという不具合がある方は、保証適用内に一度見てもらった方が良いと思います。
そうじゃないと2年くらいで4万円を払わないといけなくなります。
なにはともあれ元気になって帰ってきたのでヨシとします。
X-T3は本格的にカメラを始めようしたときの初めて買ったカメラなので思い入れがあります。
そうじゃなかったら基板交換なんかせずに他のカメラ買ってたかもしれません。
今回の不具合に対する総評
不具合自体はかなりおかしいと思っているんですが、富士フイルムの対応自体は真っ当なものだったと思います。
メールでなんでこんなこと起きたのかとか発生を防ぐ方法はないのかとか色々めんどくさい事を聞いたんだけど、真摯に応えてくれました。
ちなみに今回の不具合の発生を防ぐ方法はユーザー側には無いとのことです。
X-T3が販売されてからすぐに購入したのでいわゆる初期ロットとかいうので当たりを引いたかもしれません。
まぁそれも含めて運ですね。
今回の修理後の保証として、6か月以内の同一個所の不具合にかぎり修理保証してくれるとのことです。
同一個所ってなんだって感じですが、同じ不具合が発生した時は文句また相談させてもらおうと思います。
その際は修理報告書が必要になるので、カメラ直ったからってすぐに捨てないほうがいいですね。
ついでだったのでレンズ(XF16-55 f2.8)のXメンテナンスプロもやってもらいました。
光学性能や解像力点検をやってくれる有料のメンテナンスです。
工場でしか出来ないのメンテナンスなんですが、カメラも無いのでこの機会にお願いしました。
興味のある方は富士フイルムのHPからご確認ください。
(富士フイルム点検サービス:https://fujifilm-x.com/support/repair/maintenance/?lang=ja)
まぁとにかく1月以内に帰ってきてよかった。
これから寒緋桜とか梅とかのシーズンですからね。
コロナがあるので人出が多いところは行けないけど、近所の公園なら許容範囲かな・・・?
お高い修理費用も払ったのでしばらくはX-T3を使って撮影を楽しみたいと思います。
でも、5月に新製品が発表される噂があるんですよね。
X-H2が3軸チルトだったらちょっと揺らいじゃうな。
それでは。