FUJIFILM X100VI抽選漏れ 買えませんでした

こんにちは。

X100VIの争奪戦に敗北しました。

ヨドバシの抽選漏れ

X100VIは前作のX100Vが供給ストップしていた影響もあり、販売前から厳しい争奪戦が予想されていました。

各販売店は店頭販売はせずに事前抽選による販売方法をとっていました。

僕も予約はしましたが、すべて抽選漏れ。どの色にしようかと迷っていた時間が懐かしいです。

 

今回のX100VIの争奪戦などを備忘録として残そうと思います。

X100VIのスペックについて

X100VIは富士フイルムから販売されている高級コンパクトデジカメX100シリーズの6代目になります。

前機種であるX100Vは2020年に販売。X100VIは2024年販売なので4年ぶりの新機種となります。

 

X100Vとの違いは大きく3つです。

X100Vとの違い
  • 高画質化 4020万画素
  • 手振れ補正対応 5軸6.0段
  • リアラエース搭載(新フィルムシミュレーション)

手振れ補正がついたことで重量が40gくらい増えているそうです。

カメラの本体寸法はほとんど同じですが、持ってみると結構重く感じるみたいですね。

これは僕のX100Vのブラック

 

詳細なスペック比較はほかのサイトを見ていただければと思います。

見た目も中身もそんなに変わってない感じです。

「X100VI」と「X100V」の外観やスペックの違い(とるなら写真道楽道中記)

 

個人的に一番ほしかったのが新FSのリアラエース

中版モデルのGFX100Ⅱで初めて搭載されたFSですが、XシリーズではX100VIが最初に搭載されることになりました。

Xシリーズの第5世代はファームウェアでリアラエースが搭載される予定らしいですが、僕がもっているのはX-T3なのでX100VIが欲しかったわけです。

 

リアラエースの特徴は富士フイルムによると以下のようです。

世界初の「第4の感色層技術」を導入したネガフィルム[REALA ACE]がベース。目で見たままに近い忠実な色再現を目指し様々なシーンにおいて使いやすくしながらも、諧調にメリハリを持たせることで立体的な表現が得られます。

見た目はプロビアにかなり似ているらしいです。だけど比較するとコントラストがくっきりしているようですね。

富士フイルムの写真はどれも「富士フイルム」の色味になってしまう。見たままに近いクリアな感じが欲しいときもあるけど、それをリアラエースは可能にしてくれるのでは?と思い期待していました。

しかし、まぁカメラが手に入らなかったので検証できず。今まで通りがんばろうと思います。

 

あとは価格がかなり上がっていますね。円安の影響か、物価上昇の影響か。

X100Vが16万くらいだったのに対して、X100VIは28万です。

X-T5より高いので、このカメラが欲しい人は相当なマニアか転売ヤーってことですね。

X100VIの動画性能について

X100シリーズはスナップシューター向けのカメラだと思っているので動画性能には期待していないのですが、手振れ補正がついたのでそのあたりはどうなのか?

結論としては歩きながら動画を撮るには不向きな手振れ補正らしいです。

もちろん、普通に写真を撮影するには問題ない手振れ補正みたいですね。

 

歩きながらの動画撮影時の手振れ補正を紹介している動画があったので紹介します。

動画の12分50秒くらいのところで歩きながらの手振れ補正を紹介しています。

上下の揺れには耐性が低めとのこと。確かにかくかくしている感じです。

 

また、X100VIは6K 30Pの撮影に対応とのこと。4Kも60Pに対応しているので機能はすごいです。

富士フイルムはフィルムシミュレーションが優れているので富士の色味で動画を撮れるのは魅力です。

ですが、動画でも言っていますが、6K撮影だと20分くらいで熱停止するらしいです。

X100シリーズは見た目が小さいので熱対策は難しいのでしょう。動画はあくまでおまけ的なものになると思います。

 

X100VI争奪戦

さて、前作X100VからパワーアップしたX100VIですが、X100Vが供給不足になっていたためX100VIは多くの人が待ち望んでいたカメラになります。

X100VIは最初から事前抽選でのみ販売すると各社が言っていましたが、なんとなくの時系列を紹介します。

 

①富士フイルムがX100VIを発表:2024年2月20日

②海外版X100VIが販売

中国では100万台のバックオーダーらしい

③X100VIの富士フイルム90周年記念モデルの予約開始:2/28~3/10

④X100VIの通常版の予約が各社で開始:3/7~21くらいまで

⑤X100VIの発売日 富士フイルムモールでも販売:3/28

 

事前抽選は全て外れたため、3月28日 10時からの富士フイルムモールでの販売にすべてをかけ、会社のトイレでスタンバイしていましたが、商品ページに急にトップページから別にURLを設けるのでそこからアクセスしてくださいとか記載され、トップページに飛んだ時にはすでにアクセスできない状態になってました。

3月28日10時から販売!このページで待ってた
永遠につながらない富士フイルムモール

人によってはカートに入れるところまで行ったけどダメだったこともあったみたいで、クソ雑魚回線じゃどうにもならなかったですね。

 

事前抽選の当落は当たった人にだけ連絡が届く形式だったため、いつまでもこないメールを待ち続けましたし、富士フイルムに良い感じに踊らされた感じです。

 

そして転売されるX100VI・・・。

メルカリでのX100VI出品状態

定価の+10万~20万くらいで販売されているっぽいです。

リスクなしでそのくらいで売れるならそりゃ群がりますよね・・・。

X100シリーズは普通に人気モデルなので買い取り価格が高いことでも有名でした。僕もX100VIが手に入ったらX100Vを売ろうと思ってましたし。じゃないと30万もするカメラなんておいそれと買えませんからね。

そのため、転売ヤーに目をつけられたわけなんですが、最近の富士フイルムは供給量を絞っているので今後も同様のことが起きそうです。

 

今回の騒動を経て・・・

X100VIの生産台数は1万数千らしいです。中国では100万台のバックオーダーがあるらしいので手に入るのに10年くらいかかりますね^^。

ツイッターの有識者によると割とすぐに供給再開するとか言ってたりして、真実はわかりませんが、しばらくは販売再開されることはないでしょう。

そんなわけでしばらくはX100Vを愛でたいと思います。

 

ここ最近の富士フイルムは大切に育ててきたXシリーズというブランドをライカなどの海外メーカーのように高価値に位置付ける戦略をしているのかなと思います。

たしかに富士フイルムのカメラは見た目がかっこいいのでひと昔前のカメラでも十分楽しめますし、キヤノンやニコンにはカメラ本体の性能などで戦うのは厳しいので自然なことだと思います。

しかしそこに転売ヤーが群がることで僕のような普通のカメラ愛好家が手を出しにくい感じになってきている。そうするとユーザーが離れていきますよね。そこが心配です。

今ではツイッターとかでも昔ほど富士フイルムを語られることも少なくなりましたし、個人的にはニコンに気持ちが傾いている感じです。

 

富士フイルムが作っているカメラやレンズはすごく良いものだと思うのでなんとかいい感じにやってほしいなとは思います。

難しいかな?

 

でもしばらくは富士フイルムで頑張りたいと思います。

 

それでは。

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