せっかく一眼カメラを撮ったのになんかキマらないな?と思う事ありませんか?
なんか違う?違和感がある。上手く撮れないよぉ!!
そんな時はアスペクト比を変えると解決するかもしれません。
なので今回はアスペクト比についてちょっと話しをしたいと思います。
アスペ比を変えるだけでプロ級の写真が撮れる。かもしれません。
アスペクト比について
アスペクト比は写真の縦と横の比率のことです。
一眼カメラでは一般的に3:2で撮ることが多いと思います。
僕が使っている富士フイルムの一眼ミラーレスカメラX-T3は当初設定だとアスペ比は3:2です。
3:2のアスペクト比は写真としてプリントアウトすることが多い場合はしっくりくると思います。
印刷してアルバムとかにファイリングする場合は3:2がおすすめ。
対して16:9のアスペクト比は液晶テレビやスマホなど最近の家電ではよく見る比率です。
今では写真はスマホで見ることが多いと思います。
なので、3:2から16:9に変えるとなんか良い感じになるかも。というのが今回の発見。
富士フイルムのカメラX-T3だと設定画面から変更が可能です。
16:9は3:2に比べると横に長い感じになります。
より広く感じるので風景を強調したい時にも良いかもですね。
RAWでは3:2が保存されている
ちなみに一眼カメラのX-T3では16:9で撮影してもRAWでは3:2の比率のデータが残っています。
あとで変えられるので安心ですね。
16:9は3:2の上下が切り取られた状態のようですね。
アスペクト比 16:9の威力
16:9や4:3というのはスマートフォンのカメラでよく使われる比率です。
僕が使っているスマホ、Galaxy S10のカメラも16:9で撮影しています。
最近の写真はSNSで共有するもの。Twitterとかインスタとかが多いですよね。
3:2はハガキとかに印刷するには都合がいい比率ですが
スマホで表示すると横が足りないことが多い。
なので今の時代は16:9で撮るのが正義なのですよ!
それに16:9で撮るとなんか映画っぽくなる。
富士フイルムの絵作りはノスタルジックな雰囲気なので
普通に撮るだけで良い雰囲気になる。
16:9の作例
そんなわけで16:9で撮影した写真を見てください。
緑に囲まれた赤い鳥居が夕焼け色にグラデーションされた1枚。
雰囲気は良いけど鳥居にピントがいってないので全てが台無しになっている。
葉っぱと夕日を強調し撮ってみました。
こういう主題がはっきりしている写真だと横長感が強くて不適合かも。
桜の時期は終わってるのに木に桜が生えていたので撮影。
これも少し横長感がありますね。
ブルーアワー時の葉っぱを撮影。
こういう風景みたいな写真だと良い感じに見えますね。
夕焼け空を広く撮る時はいいですね。
広い風景を撮るにもおすすめ
今回はアスペ比について紹介しました。
3:2から16:9に変えるだけで普段と違った世界が見れます。
それだけでもしかしたら写真が上手く撮れるかもしれません。
そんな少しの工夫で上手く撮れる可能性があると思うとワクワクしますね。
そんなことをしながら写真を楽しめたらと思います。
それでは。